3ピースギターロックバンド・Saucy DogのVo/Gtとして、等身大の歌詞とエモーショナルな歌声で多くの支持を集める石原慎也さん。秋からのツアーを控えた現在は充電期間として、K-POPや洋楽、オルタナティブなど幅広いジャンルの音楽を聴いているといいます。そんな石原さんに、『MOMENTUM 5』を使ってみて感じた音の奥行きや没入感、そして、良い音へのこだわりについて語ってもらいました。
プロフィールSaucy Dog 石原慎也
Vo.石原の「言葉・メロディ・声」が最大の魅力。若者を中心に幅広い層に支持されており、「いつか」「結」「シンデレラボーイ」など楽曲ストリーミング総再生数は、30億回を超えている。2022年12月には、NHK紅白歌合戦に初出場。2025年12月17日(水)9th Mini Album「カレーライス」をリリースした。大規模アリーナツアーの成功や大型ロックフェスへの出演などライブ活動も勢力的におこなっており、2026年1月4日にはバンド結成の地である大阪で初の単独ドーム公演を成功、2026年9月から「Saucy Dog ARENA TOUR 2026-2027 NEW GAME+」を行う。
――今どのような活動をされていますか。
今ちょっとライヴを休憩させてもらっていて、制作に没頭する時間を作ってもらっている感じです。インプットとか。今まで通りのSaucy Dogの感じをそのまま引き続きながら、ちょっと新しいことにも挑戦していこうかなっていう感じ、毎回そういう気概はあるので、やっていますね。
――新しく挑戦していることはありますか。
以前と比べて聴くジャンルが増えてはきているので。K-POPとか、あとは洋楽とか、オルタナ……全般的に、幅広く聴くようになって、そういうところからもインプットして出していきたいというのがあるので。聴いてのお楽しみですね。
――幅広く曲を聴くようになったきっかけは何ですか。
休み期間をいただいているので、その間に色んな人のライブに行ったり、友だちの「これが好きだよ」というのを教えてもらったりして、そこから「自分の好き」につなげていくことをしていて、幅広く聴くようになったのかなという気がします。「あ、こういうのっていいんだ」っていうのを知れる。今、SNSのアルゴリズムで出てきたりもするので、そこから新しい曲を取り入れたりとか。
――最近ハマっている音楽はありますか。
最近はK-POPをけっこう聴いています。知り合いにK-POPを好きな人、韓国ドラマが好きな人が結構いるので、僕自身も最近韓国に行くようになって、興味が生まれたというのもあるんですが。あとはヒーリングミュージックを聴いたりとかもするようになりました。
――音楽制作へのこだわりについて教えてください。
なるべく3人で、ライブで再現できることが自分たちにとっては重要で、他の音を入れたくないので、なるべく3人でライブとして成立するようなものを作りたいのと、あとは、「それなり」にならないようにはしていますね。「なんか普通だね」とならない、自分たち自身がならないようなものを、ずっと作っていこうという感じです。
――石原さんにとって日常の中で音楽はどのような存在ですか。
自分に(対して)興味がないじゃないですか、音楽自体は。否定も肯定もしない感じがけっこう好きで、ただそこにあるというか。なのに、自分にとっては音楽が仕事なので、(音楽に)悩まれたり、興奮したりとか。いい付き合いができていったらいいなという感じの、そのくらいの関係でいたいですね。
――仕事とリラックスしている時に聴く音楽は同じですか、違いますか。
全然違うかもしれないですね。家で聴いていたり、ライブで見たりもそうなんですけど、今までだったら職業病じゃないですけど、「勉強しよう」っていう感じで聴いていたので、あまり聴きたくないなって正直思ってたんです。音楽自体を楽しめないというか。今は、(音楽と)ちょっと距離を取っているので、普通に楽しめるようになったかもしれないです。
――音楽に対するスタンスについて教えてください。
職業として音楽をやっているので、ライブとかを見にいったりとか、自宅で音楽を聴いていても、そっちの方に耳がいっちゃう。「こうしたほうがいいのかな」とか「こういうやり方もあるんだ」とか、勉強するほうに耳がいっちゃってたんですけど、今ちょっと音楽と距離を取っているので、他のインプットをする時間を増やしてたりしているので。今まであまり時間を取れなかったところに時間を取れているので、気持ちの余裕ができて、音楽にも同じくらいの感じで接することができている感じです。
――普段の生活でどのくらい音楽を聴いていますか。
全然聴いていない時間の方が多いですね。ずっと聴いていられるとは思うんですが、それこそ家で音楽をかけていてずっと聴いていてもいいんですけど、音楽と生活音が一緒になって欲しくない。音楽は「音楽を聴こう」と思った時に流れてほしいという感覚はあります。
――オーディオへのこだわりについて教えてください。
正直なところ、これについてあまりこだわったことはないのですが、薄っぺらで平板なサウンドは好きではありません。同時に、音が濁りすぎているのも好きではないので、その中間のバランスを見つけつつ、低音域に少しパンチ感があるのが理想です。 私にとって本当に重要なのは、それぞれの音がはっきりと分離されているかどうかです。 ベースが何を弾いているのか正確に聞き取れること、あるいはギターのディストーションが強く、コードが聞き取りにくい場合でも、何が演奏されているのか理解できることが大切です。そういう明瞭さが、自分にとっては重要です。
――音響機器のデザインへのこだわりはありますか。
デザイン性はけっこう気にします。 服が好きなので、やっぱり、その服に合うものじゃないと。だから、デザイン性は結構ちゃんと見たいですね。いいものがいいですね。 おしゃれだったらなおいいじゃないですか。
――ゼンハイザーっていうブランドに対してどんなイメージを持ってらっしゃったか、持ってらっしゃるか教えていただけますか?
ゼンハイザー、めっちゃよく聴く名前やなって思っていて、「いつから知ってた?」くらい前から知っているじゃないですか。しかも、実際にライブでもマイクを使っていましたし。E945だったかな? スタジオではいつもE945か935を使っていますし、ゼンハイザーにおいては、すごい信頼していますね。
――MOMENTUM5で音楽を聴いてみた感想はどうですか。
最初なんか(音が)パキッとしていて、ドライなのかなって思っていたんですけど、(ゼンハイザー)専用のアプリ(Smart Control)があって、使っていると自分専用の音にできる項目があるんですよ。低音とか弦の音とか、パーカッションの音とかを自分で設定できるところがあって、「ああ、これなんか自分の好みに近づけることができるのがいいな」と思って試してみたら、なんか自分が好きな音にできるじゃないですか! 今、俺の耳の中は完璧ですね(笑)。
――MOMENTUM5の音質はいかがですか。
SN比がしっかりしていて、色んなのを試してみたんです。ハードロックからK-POP、HIPHOP、ロックとか。全部色んなジャンルを聴いてみて、ヒーリングミュージックとかももちろん。奥行きがあって、空間が広がって聴こえるんですよね。耳元でめっちゃ近いところで音楽が流れているんですけど、そこから奥に広がっている感じがするっていう。その楽曲によって違うんだと思うんですけど、楽曲の奥行きがあるものはそのまま奥行きがさらに広がって聴こえるっていうか、目を瞑ったら空間が見えるみたいな感覚……なんやろ、よく言い過ぎ?(笑)。でもほんまに忖度抜きで、自分の耳の中から、大袈裟にいうと「景色が見える」っていう感じがしますね。
――石原さんはMOMENTUM4から愛用されていたそうですが、比べてみてどうですか。
4(MOMENTUM 4)を使っていて、耳につけている時にフィット感というか服にも合うし、いいなって感じがしました。4(MOMENTUM 4)よりも、ノイキャン(ノイズキャンセル機能)がよくなっている気がします。いや、ほんといいですよ。かわいいですよね!
――機能面ではいかがですか。
外音取り込みの時よりノイキャンしている時の方がやっぱ音はいいですし、なんかちょっとだけ薄くなるんですよね。 外音取り込みをオンにすることによってハイが多分強く感じるからだと思うんですが、ノイキャンすることによってグッと周りの音がシャットダウンされるのでいいと思いますね。
――MOMENTUM5のハイレゾ音源でご自身の音楽を聴かれてみてどうでしたか。
いい意味で、音がそのまま、撮った時の音が聴こえるんで、「ああ、これこうしとけば良かったかな」って(笑)それこそちょっと思っちゃうのはあるんですけど、結構クリアな音が聴こえてくるし、ダイナミクスでレンジが広いので、繊細な音から力強い音までバッて聴こえるのがすごくいいですね。
――デザインはどうですか。
(黒は)、ここ(ヘッドバンド)が、すごい布っぽくて、ここ(イヤーパッド)が、黒くてメタリックな感じで、チタンっぽい見た目なのがすごいいいな、かっこいいなって思いますけどね。これをつけてたら、「あ、音楽結構聴く人なんや」ってなりますよね。
白は、可愛い系にも合うし、なんかこういう系(自分の今の服)にも合うし。昔から(ヘッドバンドの)こういう色が好きなんですよ。 わかります? この茶色の中に白とか茶色が混じって茶色になっているみたいな色が好きで。昔から。あと、ここ耳当てのアタッチメントが茶色いのもいいですよね。これもかわいい。
――装着感はどうでしたか。
これ、耳当てが柔らかいし、結構4(MOMENTUM4)の方も使っていたんですけど、これ(イヤーパッド)が意外と崩れにくくて、ここ(イヤーパッド)がすぐペリペリになったりするんですけど、そういうのがあんまりなくて、劣化が少ないのもすごい良かったです。柔らかいから耳に当てていても疲れづらいし痛くなりづらいですよね。
――バッテリーの持ちの良さはいかがでしたか。
充電は元々結構持つイメージがありましたが、なんか、57時間持つらしいんですよ。で、「57時間なんだ」って思ってたんですけども57時間充電しないってあります?(笑)スマホでもそうなんですけど、57時間以内に充電しますよね。
――どんな人におすすめしたいですか。
音楽好きには紹介したいですね。電車通勤(の人)とか。家で、どのくらい音漏れするのかなって聴くじゃないですか。 正直、音漏れはやっぱり気にするので。こうやってね(膝に挟んで)流すんですよ、音楽(笑)。そうしたら一番大きくしてもほとんど聴こえなくて。電車の中で、めちゃめちゃ音漏れしている人が100だとしたら5ぐらい。最大音量でそのくらいなんですよ。「あ、これいいな」って感じはしましたね。
――これを持つと、音楽の楽しみ方は変わりそうですか。
正直これは持ち運びというか、おしゃれとしてもめっちゃ優秀だし、 軽いし、使い勝手がいいってだけでも音楽に触れる人が増えるんで。まずはおしゃれからでもいいし、正直、音楽に触れる人が増えてくれるとこっちも助かるので(笑)。すごいいいヘッドホンだなって思います。音楽好きになりそう。あんまり音楽興味ない人でも「音楽聴いてみよう」「音楽いいじゃん」ってなってくれそうな商品だなって思いますね。
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